過去の出資馬の振り返りその3。
シルク初年度に出資できたのはローヌグレイシア、キルケニー。
シルク2年目は激戦化して1頭しか確保できなかった。
2年目に出資したのはローザボニータの18ことオクタヴィアン。
オクタヴィアンに出資した理由はまずは一口5.6万円とお手頃価格だったこと。
加えて父がエピファネイアだったのも良かった。
当時はまだ種牡馬2年目だったので産駒の傾向はわからず、父の父のシンボリクリスエスのイメージなら芝で頭打ちになってもダートでコツコツ稼げるのではないか、と。
母の兄にダートで活躍したナイスミーチューもいる。
頑丈そうなのも良く、地味にコツコツ稼ぐ馬を期待していた。
しかし残念ながらオクタヴィアンは中央で7戦して未勝利に終わった。
面白レースも特になし。
ほんとに地味だった。
オクタヴィアンの欠点は気性難。
それもレースを重ねるごとに悪化した。
デビュー時から制御が効かなかったので1200mで下ろされた。
エピファネイア産駒で1200mデビューなのは基本的にダメなんだと思う。
1200mなんてエピファネイア産駒の傾向からあえて選択する理由はなく、単に気性に問題があるからでしかない。
オクタヴィアンはデビュー時から全く競馬を理解できず、スタートからガーッと走ってガス欠して終了というレースを繰り返すのみで、最後まで治らなかった。
地方移籍後はさらに悪化し、暴走して大差負けを繰り返した後に引退したらしい。
弱いなりに頑張ってるなら応援する気も湧くけど、ここまで競馬も人も理解もせず暴走するだけの馬だとどうにもならない。
そもそも一口の出資理由で「地味にコツコツ稼ぐ」なんてシケた考えしたのが間違いだったのかもしれない。