今週は2頭出しです。
3月はこれで打ち止めになりそう。
なんとかどちらかが結果を……いやここは2頭とも結果を出してほしい(-人-)
出るレースはこちら
3/9(土)阪神10R難波S(3勝クラス) アイスグリーン
3/10(日) 中山9R房総特別(2勝クラス) ソワドリヨン
力関係では勝ち目はあるのは難波S。ただこちらは何頭か強敵がいます。
能力的には勝ちまではどうか……と思いつつも相対的に与しやすい相手関係なのは房総特別。2勝クラスだし牝馬限定戦だしね。
具体的にはどの辺が強そうか、気になる馬をあげていきます。
3/9(土)阪神10R難波S(3勝クラス)
グランヴィノス
相手筆頭はやはりこの馬。父はキタサンブラック。
ハルーワスウィートの子でシュヴァルグランやヴィルシーナの半弟。
血統的には重賞も見据える素質馬です。
ただ2歳~3歳春のうちは人気を裏切ることが多く、京都2歳Sは6着、青葉賞は8着でした。
3歳秋になって2連勝しててようやく本格化したかという成績です。
持ち時計は1:45.2なのでアイスグリーンの1:44.3の方が上ではあります。
ただその1:45.2の時計を出した前走の2勝クラスの内容が圧巻で、2着のドクタードリトルの上がり34.5に対し、グランヴィノスは上がり33.6と、1秒近い差をつけて勝ってます。
ドクタードリトルも弱い馬じゃないし、たぶん3勝クラスでも上位争いできる馬だと思うので、それをねじ伏せてるんだからかなり優秀です。
一応アイスグリーンもドクタードリトルとは堀川特別で対戦済みなので、物差しにしたいとこだけど、展開の違いもあるしね……
グランヴィノスの前走のレース内容はどんなもんか……ドクタードリトルが全くかなわないようなら厳しいなあと思って映像でも確認しました。
やや早いペースで3ドクタードリトルは先行して3番手、8グランヴィノスは後方2番手。
ラップ
ラップ 12.6 - 11.0 - 11.1 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.1 - 11.8
ペース 12.6 - 23.6 - 34.7 - 46.4 - 58.4 - 70.6 - 82.3 - 93.4 - 105.2 (34.7-34.6)
コーナー通過順位
3コーナー (*2,9)(1,3)5,6,4(7,8)10
4コーナー (*2,9)(1,3)(6,5)(7,4)(10,8)
直線に入るとグランヴィノスは外から一気に伸びてきて先頭に並びます。
ドクタードリトルは併せの形に持ち込もうとするも並ぶ間もなく抜かれて……かと思ったら割としぶとく食い下がってます。
後続は見る見るうちに離されていき、2着と3着は3馬身差です。
力量的にはかなわなかったけど全く通用しないわけでもなかった……ぐらいは言えるかな。
これぐらいの力関係ならアイスグリーンも戦えるんじゃなかろうか……という気がしてきました。
あとは今の前残り馬場だと後ろからの馬には合わなそうで、その点はグランヴィノスには不利に働く気がします。
セブンマジシャン
この馬も2歳時から素質馬として評価されてた馬。父はジャスタウェイ。
ただホープフルSは3番人気で6着、京成杯は1番人気で3着。人気にこたえられる成績にはなっていません。
今年の1月でも小倉の2勝クラスで取りこぼしてます。
ただそもそも小回りっぽいコースが合ってない気がするんだけど、どうなんだろう。
成績見たら小倉、中山となんか小回りっぽいコースばかり使っててよくわかりません。陣営はこっちの方が合うと判断してるのかな。
阪神外回りになる今回の方が案外良いかも、なんて思わなくもないけど、素人判断です。
母はハピネスダンサー。確かこの馬は小倉巧者だったな……と思ったけど成績見たらそうでもなかった。別の馬とごっちゃになってた。
アイスグリーンとは一応スプリングSで対戦済み。
このときはセブンマジシャン6着に対しアイスグリーンは10着。
どっちもイマイチな結果です。
着順には差がありますが、この辺は団子状態になってて時計はどちらも1:49.8。タイム差はなかったりします。
映像で確認しても内容はそんな変わらずで、このレースに関しては互角だったと言えそうです。
ココナッツブラウン
ローズSの5着馬。
阪神芝1800mの時計は1:43.7で、アイスグリーンよりも早いです。
キャリアは浅くて6戦しかしておらず、ローズS以外はすべて連対しています。これは相手がそんな強くないからというのもありますけど。
前走の春日特別では2着プッシュオンにクビ差。プッシュオンはアイスグリーンが勝った堀川特別でも2着でした。このときは1.1/2差。
条件も展開も似た感じなので、プッシュオンを単純に物差しにするとアイスグリーンの方が上のようには見えます。
ヴェールランス
この馬もキタサンブラック産駒。母はジュエラー。
2歳時のエリカ賞2着なんかは好内容だったと思うんですけど、現状はあまり期待に応えた戦績にはなっていません。
2勝クラスの脱出には6戦を擁し、3勝クラスは10着5着。
もうちょっと走れるようにも思うんですけど。
ポッドボレット
去年のすみれSの勝ち馬。父はジャスタウェイ。
3歳時はクラシックの裏街道を歩んでた感じでしたけど結局表街道の馬には通用しなかった。
3歳秋以降は3勝クラスを走り続けてるものの8戦して勝ち上がれず。
ただ前走は0.2差4着と惜しい感じです。
そのうち勝ち上がれそうな気がします。
コスモサガルマータ
月岡温泉特別とか紫菊賞とか、たまにハマるとすごい脚を繰り出してきます。
展開次第では好走するかも。
アウスヴァール
9か月休み明けの6歳馬。
3勝クラスでは上位の常連で、ビッグリボンやリューベック、ゼッフィーロなんかともそれほど差のない競馬をしています。
休み明けで力を発揮できるかがわかりませんけど、前残り馬場なら逃げ脚質がハマりそうだし、意外と侮れない気がします。
以上です。
ここ勝った馬は将来重賞でも活躍できそう……というぐらいにはメンバーそろってるんじゃないかな。
相手は強いけどここで勝ち切ってほしい
3/10(日) 中山9R房総特別(2勝クラス)
ラファドゥラ
ドゥラメンテ産駒。ローズSは7着。
恐らくこの馬が1番人気。ポテンシャルは高そうです。
ただ取りこぼしも多い馬で、去年10月の2勝クラスは7着です。
前が残りがちな今の中山の馬場は脚質的には合ってないかも。
ミヤビ
リオンディーズ産駒。
個人的な理由でこの馬は前から気になってました。
うちで飼ってる犬の名前がみやびだからです
名前がミヤビというだけで単複買ったりもしてました。
いまだ2勝クラスにいるものの馬券圏内に来る確率は高く、9戦7戦は馬券内でありがたい馬です。
そんな馬がうちの子とついに対決するので勝手に盛り上がっています。
もうちょっと調べたら馬主さんの別の持ち馬がトロピカルライト。この馬もソワドリヨンと未勝利戦で戦っています。このときはソワドリヨンの勝利でした。
同馬主さんから送り込まれた第2の刺客です。さらに盛り上がってます。
アグラシアド
リアルスティール産駒。去年のスイートピーS3着馬です。
2勝クラスでも安定して好走してます。
3着ばかりなのでここも3着ぐらいには来そう。
アップトゥミー
モーリス産駒。ここ3戦は不振だけど3歳春の1勝クラスではいいレースをしてます。
後に愛知杯を勝つミッキーゴージャスの2着だった時とか。
1勝クラスの勝ちっぷりも良いし、もうちょっと走っても良い気がします。
5戦して4戦1番人気の馬。
ただ人気を裏切ることの方が多めです。前走は1勝クラスをギリギリアタマ差で勝利。
素質はありそうだけど本格化はまだ先かって感じにも見えます。
ただこのときは6ヶ月ぶりだったからというのもあるかも。
戦績見ると去年の6月の1勝クラスが好内容で、2着に負けたものの3着には3.1/2差です。
ここの勝ち馬がマスクトディーヴァ。世が世なら世代最強クラスの牝馬なので、そりゃ負けても仕方ないわと。
だからどっちかというと、このときの内容を比べると前走の勝ちっぷりが物足りないということかな。前走を実力と見ない方が良さげです。
以上です。
ソワドリヨン、前走は窮屈な競馬になっちゃってたので今回はせめて力を出し切ってほしい。
自分の観戦メモ見たらそんなこと書いてなかったけど
nushhorse.hatenablog.com
改めて映像で見たら節穴もいいとこです。
直線の一番の勝負所で両サイドからめちゃくちゃ挟まれてます。
実況でいうと「8番のダイバリオンが抜けた」と言ってるとこ。
あそこであれやられちゃキツい。
今回はそういうのありませんように(-人-)
なお今年のここまでの結果はこちら
1/7 ソワドリヨン 初日の出賞(2勝クラス)7着
1/21 メイクザビート 豊前S(3勝クラス)15着
2/3 ソレルビュレット 3歳未勝利 2着
2/17 ソレルビュレット 3歳未勝利 1着
2/18 アイスグリーン 斑鳩S(3勝クラス)2着
(1,2,0,2)という成績です。勝ち鞍は1つだけどそんなに悪くない。
今週で現役4頭のうち3頭が2戦目をこなします。
メイクザビートは3月帰厩が目標だそうなので走るのは3月下旬か4月かな。
コンスタントに走ってくれるしそこそこ結果出してくれるし
今の世代はほんとにありがたい
感謝(-人-)