過去の出資馬の振り返りその4。
シルク初年度に出資できたのはローヌグレイシア、キルケニー。
シルク2年目はオクタヴィアン。
シルク3年目も1頭しか確保できなかった。
3年目の1頭はパーシステントリーの19ことエバーフレッシュ。
エバーフレッシュの出資理由で大きいのは半兄のオブセッションの存在。
オブセッションのシクラメン賞はすごいポテンシャルの高さを感じさせるようなわけわからんレースで、しかしその素質は開花することなく、オブセッションは青葉賞で敗北後、大腸炎で亡くなった。
エバーフレッシュの募集は青葉賞の翌々年で、オブセッションの記憶が頭の片隅にこびりついていたところだった。
5月生まれなのもなんとなくオクテっぽさがあり、息長く活躍するんではないか。
といった期待に応えることはなく、エバーフレッシュは6戦して未勝利のまま終わった。
エバーフレッシュの欠点は走る意思のなさ。
レースに行っても回ってくるだけで終わり、前の馬を追うという本能をまるで見せなかった。
加えてオクテを期待したらオクテすぎた。
「まだ体が薄い」というコメントが3歳夏まで続き、これならいけるという状態が来ることなく未勝利戦の時期は終了。
牝馬なのでそのままあっさり繁殖入りして競走馬生活は終わった。
オクテを狙うならせめて牡馬を狙えという大きな反省を残した1頭だった。