なすの一口馬主日記

一口馬を応援したりレースの回顧をしたりしてます。一口持ってるのはシルクとサンデー社台です

現在の一口出資馬①メイクザビート

「回顧」で過去に出資して結果出せなかった4頭について書いたので

現時点(2023年2月時点)での出資馬についても触れておく。

 

 

メイクザビート

カジノブギの20。父はマインドユアビスケッツ。所属は社台。

シルクで3年やって結果出せなかったのでついにヤケクソになってサンデー社台に手を出した。

社台は口数がシルクの12.5分の1なので価格は12.5倍になる。

12.5倍。ヤバい。

しかしシルクでは当初予定(年間30万ぐらい)の5分の1程度しか出資できていない。

つまり感覚的には予算を3倍に増やせば社台も行けるんではないか?

界王拳も3倍ならギリギリ耐えられる。

 

というわけで申し込みをして第2希望で無事獲得したのがメイクザビートだった。

 

一口60万円。

シルクの感覚だとクソ高いけど社台の世界では安い価格帯だ。

 

メイクザビートの出資理由の1つは地味にコツコツ稼ぎそうだから(そんなシケた理由じゃダメだとオクタヴィアンで反省したことではあるけど)。

父マインドユアビスケッツの戦績やゴツめの体、5月生まれという遅めの誕生月からは「オクテのダート短距離馬」を想起させた。

牡馬だしたとえ1勝レベルでもコツコツ走ってればとりあえず出資は回収できるんじゃないかと。

もう1つの出資理由は半兄のジャスティンカフェ

募集のちょっと前の2021年3月のアルメリア賞で良い脚を見せていた。

その後のアーリントンカップでは惨敗したけど、素質は感じられるように思えた。

半兄があれだけ走るのなら母の繁殖能力も問題ないのでは。

 

 

以上の理由から出資したメイクザビートは、想像と違ってオクテどころか2歳6月にデビューした。

デビューから2回芝を使い、その後ダート路線へ。

無事勝ち上がりも果たし、その後も大きく崩れることなく、今のところはコツコツと稼いでくれている。

期待したよりも早期から活躍してくれるところは嬉しい誤算。

 

ただこの馬、妙に持ってないところがある気がする。

未勝利戦で先着した馬たちは既に何頭も2勝をあげ、デルマソトガケなんて既に海外重賞で3着なんて活躍をしているのにこの馬はいまだ1勝クラスを抜け出せていない。

 

具体的に名前を挙げると

ダートデビュー戦となった未勝利戦では

3着デルマソトガケ、4着フェルヴェンテ、10着ゴライコウ

ダート2戦目は2着のサンライズジークが既に2勝目を挙げている。

これらの馬を相手に2歳9月に勝ち上がったのに、3歳2月が終わってもいまだ1勝クラス。

このまま1勝クラスの門番で終わる可能性もゼロではない。

 

もう1つの懸念が実は早熟なんじゃないかという点。

父マインドユアビスケッツというのがその辺よくわからない。

この馬の場合は2歳6月時点で既に良い動きを見せていたようなので、そこからどこまで良化していくのか。

せっかく早期デビューができたのに勝ち上がりの旬を逃した、なんてパターンは勘弁してほしい。

もはや一口の収支は出資比率からこの馬の結果にかかっている。

 

成長力に関しては好材料が2点あって、

1つは半兄のジャスティンカフェが早熟傾向の見えてきてるエピファネイア産駒の傾向に反して、古馬になって出世しているところ。

成長力は母の血にあるのかも。

もう1つはこの馬自身が早期デビューしたとはいえ初期は幼さを見せていたところ。

特にデビュー戦ではゲート前で騎手を振り落としたりスタートから手綱しごきっぱなしでも動かなかったりコーナー曲がれなかったりとヤンチャそのものだった。精神的には大人びた馬ではなかった。

ヤンチャさは2歳12月ぐらいから鳴りを潜めているけど、まだどうなるかはわからない。

 

次走は3月18日(土)の1勝クラスを予定しているので、そこである程度の答え合わせはできそう。

 

 

 

ところでこの馬は第2希望と書いた。

第1希望にしたのはユーロシャーリーンの20ことブレナムパレスだった。

リアルスティール、母ユーロシャーリーンのこの馬を第一希望にしたのはドバイのワンツーカップルだようふふ程度のミーハーな理由。

社台より人気してるサンデーの馬だしどうせ取れないだろうとは思っていた。

 

しかし万が一取れていたら……と今思うと恐ろしい。

ブレナムパレスは3歳3月の今になってもデビューにすら至っていない。

12.5倍の出資額を出した初年度の馬が未デビューのまま終わりという最悪の結果になる可能性もあった。

メイクザビートを引けたのは完全に運だった。

 

第3希望にしたのはスウィートハースの20ことホロニックパス。

これは家族が推奨した馬だけど、案外悪くない。

デビュー戦はクビ差で負けたけど3着以下には9馬身差。そして2戦目の未勝利戦は大差勝ち。

相手が弱かったのかもしれないけどダート1200mで大差勝ちというのは尋常じゃない。

かなりの素質を秘めた馬だと思う。

しかし残念ながら未勝利戦を勝った後に骨折が判明し、現在はリハビリ中。

 

改めて一口の難しさを感じさせられる。

 

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