なすの一口馬主日記

一口馬を応援したりレースの回顧をしたりしてます。一口持ってるのはシルクとサンデー社台です

一口馬1月近況

新年です

一口馬が何してるか書いておきます

 

去年は3歳世代4頭が自分比で好調、しかしサンデュエルが不本意な形で引退、2歳は2頭とも問題を抱えていました。

 

 


明け4歳

アイスグリーン

当初は1月目標とのことでしたがやや疲れが見えたようで2月にスライドです。

元町Sは乱ペースできつかったからね。大事に使ってください。

元町S組はヘッズオアテールズ、ラリュエルが年末のサンタクロースSに出走してましたが結果はイマイチ。ラリュエルはまた暴走ペースで逃げちゃったみたいで、ヘッズオアテールズは前が詰まったこともあったりして振るわず。

敗因はそれぞれあるけど、消耗分もあったんじゃないかな。

元町Sの勝ち馬コレペティトール京都金杯を予定してます。果たしてどれぐらい走れるか。

 

ソワドリヨン

1/7の初日の出賞に出走予定です。

相手関係次第だけどいきなり結果を出すことも期待したいところ。

上のクラスはわからないけど2勝クラスなら行けるはず……。

 

懸念あるとしたら同じ中山2000mで2戦目だけ不可解負けしてるところですね。

前走も中山2000mでこちらはしっかり勝ち上がってるので問題はなさげですけど。

 

メイクザビート

12/22に帰厩したので1/14雅S目標かと思いましたが、今のところはその翌週の小倉の豊前Sに向かう予定です。

雅Sはヤマニンウルスを筆頭にメンバーだいぶ濃いみたいだし賢明な判断かな……。ただそれで勝ち上がっても先はない気もしますけど。

懸念あるとしたら1/21小倉はAJCC東海Sという2重賞の裏開催なんで、騎手いなさそうなんですよね。誰が乗るんだろう。

仕方なかったとこもあるけど小林騎手は乗り方イマイチだったからなあ……納得できる騎手を確保してほしいですけど。

 

 


明け3歳

ソレルビュレット

12月で勝ち上がってほしかった。放牧に出て次走は未定です。

右回りの苦手っぷりを散々見せつけたのでできれば次回は左回りがいいけど、東京開催に間に合うのかな。

ただ未勝利レベルならあれでも勝ち上がれる気はします。

3戦目なんかは前行ったのが1頭だけならソラを使った隙に差す、なんて展開もあり得たかもしれないし。

 

ヴェルディール

心配な1頭。結局脚の腫れがまだ引いてないけど騎乗を始めるようです。始めるぞ始めるぞと言いながら年末まではキャンターです。めっちゃ慎重。大丈夫か?

陣営コメントってある程度ポジティブな色を付けてる気がするので、素人でも察せるぐらい不安がにじみ出る状況だと現場の緊張感は遥かにヤバい気がします。

 


明け2歳

明け2歳は基本的に何もなければポジティブなコメントしか出ないでしょうね。

何もないことを良しとしておきます。

 

ヴィクトリアピースの22

今のところ大きな問題はなし。

ただ体質が弱いのかな、疲れが溜まりやすそうなのは気になる点です。

デビュー戦がいまいちだとそのままダラダラッとしたレースをして終わりになりそう。

デビューもけっこう時間かかりそうです。

 

プライマリーコードの22

こっちは1歳のうちは良いコメントしか出てないので期待したくなりますね。

落ち着け。

デビューしてみたらこんなもんかよとなるパターンも一口あるあるだろうし。

 

大型馬なので馬体に緩さも残る、とも言われてます。

早期デビューにはならないかな。

馬体が大きすぎて調整できなくなるという可能性もあるし、ヴェルディールみたいにでかすぎにならないでいただきたいです。

 

 

 

 

2023年の振り返り

2023年がそろそろ終わりなので今年の振り返りをします。

ありがたいことに今年は好調でした。

 

一口馬主は2018年から始めて、最初はシルクだけのつもりでしたけど、初年度は2頭、2年目は1頭、3年目は1頭と全然取れないうえすべて未勝利。

ヤケクソになって10倍の価格のサンデー社台に申し込んだのが4年目です。

そうしたらその世代は妙に好調で、4頭の1口馬のうち3頭が去年勝ち上がり、残りの1頭も今年勝ち上がりました。

出資馬が走ってくれると、なんか書き残しておこうという意欲も湧いてきます。

そんなわけでブログを始めたのが今年の3月です。

 

自分的には好調な1年でしたが、要は未勝利だった3年間よりはマシという話です。

冷静に考えると重賞出走は2回だけで7着止まり、勝ち鞍は主に未勝利戦と条件戦なので、上手く行ってる一口の人と比べたらまあ全然大したことないわけですけど、上を見るのはやめよう。

結果出してくれてることを喜びます。

 

とはいえ好調なのは現3歳世代だけで、現2歳世代は2頭しか取れなかったうえまだ勝ち上がれていません。

2頭のうち1頭はデビューすらも怪しい状態です。

単に3歳世代がマグレ当たりしただけな気もしてます。

あと出資額のバランスはとれてないので、来年からはシルクの方の口数をもっと増やしていかないと……大丈夫かな。

 

 

ここからは各月の出来事について。勝ったとこは太字にしてます。


1月

1/22の3歳1勝クラスにメイクザビートが出走。空いてない内に突撃して脚を余して負けるというやらかしをしました。

この1件により和田騎手は下ろされてしまいました。

ここからメイクザビートの停滞期が始まります。

好調な年だった割に初っ端からひどいな。

 

このとき勝ったエクロジャイトは後に鳳雛Sを制しています。6着のジャスパーバローズは鳳雛S3着です。

メイクザビートもこの辺で勝ち上がれていたら、鳳雛S辺りは条件合いそうだし好走できてたかもしれません。

 

2月

2/12のあすなろ賞でアイスグリーンが勝利

直線遊びながらもう一伸びして勝つというなかなか強い内容でした。

 

2/25にソワドリヨンが3歳未勝利戦に出走。

2番人気に推されて期待大でしたが12着に惨敗。勝ち上がりが一気に怪しくなる結果でした。

ここで惨敗したせいで次はダートにまわされます。

後で振り返ると酷かったのはこのレースだけでした。ソワドリヨンのこのときの敗因が未だによくわかりません。

 

シルクの再募集でトレジャーステイトの21ことローガンパスに申し込みましたが、やっぱり落ちました。

 

3月

メイクザビートとアイスグリーンが好調なので、3/3にブログをスタート。

 

3/12の1勝クラスではサンデュエルが5着に。徐々に良くなってる感じでした。

しかし良化はここまでで、この後から喉なりが悪化していきます。

 

3/18の1勝クラスではメイクザビートが8馬身差で敗北。

今までにない完敗でした。

このレースからメイクザビートの雨苦手マンな側面が露呈してきます。そして雨が苦手なのにここから5連続で不良馬場(1回は重馬場)になります。

なお、ここで勝ったキリンジは後にJDDで2着に来ます。

 

3/19のスプリングSにアイスグリーンが挑戦。単勝10.9倍の5番人気とそこそこでしたが、10着と惨敗。こちらも重馬場が合わなかったようです。

 

4月

シルクの追加募集でCurluckの21ことソレルビュレットを確保。

初っ端のコメントで「体の歪み」を指摘されるという味な真似をしてくれます。

動画をじっくり見て歪みを見抜かないといけなかったようです。わからんて。

追加募集って結局ワケありなんだよね……追加募集には二度と行かねえという決意を新たにしました。

ソレルビュレットはその後中山のダート戦で2回走って2回ともコーナーを曲がれなくて負けています。歪みの影響の気がしてなりません。

 

4/8、4/30にメイクザビートが1勝クラスを走りました。例によって重馬場、不良馬場です。

4/8は0.7差の4着とはいえ時計は1:52.6だしそこまで悪くなかった。

4/30は2.6差6着と完敗します。2023年末時点では一番負けたレースです。

4/30の勝ち馬は後にみやこSを制したセラフィックコールなので、相手も強かったようです。

 

5月

5/13にソワドリヨンが路線変更してダートの未勝利戦に出走。

芝でもタフさで負けたのにダートじゃなおさらダメだろとテンション上がりませんでしたが、案の定惨敗。

なぜか騎手はルメールを確保してました。うちの馬では初ルメールです。こんなところでルメール運を使ってほしくはなかった。

 

5/28の白百合Sにアイスグリーンが出走。かなり良いレースをしましたが、荒ぶるバルサムノートにクビ差で敗れました。

このとき勝ってればねえ。また違った景色が見えてたかも。

 

6月

社台の追加募集でプライマリーコードの22を確保。

見映えしない馬体だけど成長すれば変わるんじゃないかなーと期待して申し込みしたけど、果たしてどうなるか……。

 

6/4の1勝クラスでサンデュエルが2.5差12着と大敗。負けるにしたってそこまで負けないだろうという負け方でした。

この頃から喉なりが悪化してきたようです。

 

7月

7/2にソワドリヨンが再び芝に戻して未勝利戦に出走。

追切の雰囲気からも芝なら好走してもいいんじゃないか、と思ってたら、ここでまさかの勝利です。

自分の馬では2月のあすなろ賞(アイスグリーン)以来の勝利となりました。

 

7/2にアイスグリーンがラジオNIKKEI賞に出走。再び重賞に挑戦です。

しかしイメージ通り福島適性はなかったようで、7着に終わりました。

まだ馬も幼いです。

 

シルクの募集でヴィクトリアピースの22を確保しました。今年も抽優1頭のみです。

全滅した去年よりはマシだけど、なかなか厳しい。

 

7/15の1勝クラスにメイクザビートが出走。やっぱり不良馬場です。ここはまあまあ好走し、アタマ差の2着でした。

 

サンデュエルは7/29の1200m戦を目標に調整されていましたが除外。

そもそも1200mなんて合わないだろうと思ってましたが走ることすらできませんでした。

 

8月

サンデュエルは8/12の1200m戦を目標に調整されていましたがやっぱり除外。

仕切り直しで放牧になり、9月の中山が目標となりました。

 

8/6の1勝クラスにメイクザビートが出走。

また不良馬場です。いい加減にしてくれ。

ここは前走ほど走ることもできず1.0差7着と敗れました。

 

8/26のニセコ特別(1勝クラス)に再びメイクザビートが出走。

もうそろそろ後がありません。

ここでついに神の力を使うことにしました。

天気の神様と言えば高円寺氷川神社の境内にある気象神社です。

 

8/22(火)に気象神社にお参りしてきました。

 

nushhorse.hatenablog.com

 

 

その結果……札幌は見事に晴れ!

メイクザビートも無事勝利しました。

気象神社の力すげえ!!

 

9月

9/3の2勝クラスにメイクザビートがまさかの連闘で出走。

おいおい2勝目は1年かかったのに3勝目は1週間かよ~

とか言おうと思ったんでしたが、むしろ1月のやらかしの再来になりました。

道中は内を走っていたメイクザビートの前に面白いように馬群が固まっていきます。

直線は全く進路の無いまま終了。11着と惨敗しました。

 

9/16にソレルビュレットがデビュー。

中山の右周りが合わなかったのか、最終コーナーで外に膨らんで急ブレーキし、そのまま6着と敗れました。

 

9/16にソワドリヨンが1勝クラスに出走。

勝ち上がりまでのもたつきはなんだったのか、ここであっさり2勝目です。

 

9/17にサンデュエルがようやく出走。

本当なら7/29が目標だったので1ヶ月半先延ばしです。

そして案の定1200mは合わず……というか喉なりがさらに酷くなったのか、15着と惨敗。

この惨敗により、喉の状態を調べることになりました。

 

10月

10/29にアイスグリーンが堀川特別(2勝クラス)に出走し、ここは完勝してます

 

10/18にサンデュエルの喉の手術が行われました。

 

11月

11/12にメイクザビートが福島放送賞(2勝クラス)に出走。

ここもあっさり勝利です。

9月の札幌のやらかしを見なかったことにすれば実質連勝です。良馬場ならこんなポンポン行けたんだよね。

 

11/26にソレルビュレットが未勝利戦に出走。ここはロジアデレードが強すぎた。7馬身差となりましたが2着は確保しました。

 

サンデュエルは11月までは手術後の経過は順調そうでした。

 

12月

12/3にアイスグリーンが元町S(3勝クラス)に出走。ハイペースとなって世が世ならレコードというタイムとなりましたが、ここでもしっかり3着を確保。

アイスグリーンの時計は1:44.3でした。なんかもうそのままOPで戦えそうです。

 

12/6。サンデュエルが突然「競争能力喪失」と診断され、引退となりました。

 

12/23にソレルビュレットが未勝利戦に出走。舞台は再び中山。

コーナーを曲がり切れるかが心配でしたが、案の定うまく曲がれず失速。しかしそこから鋭く伸びて3着は確保しました。体の歪みさえなければ……。

 

7月から毎月1勝してましたが、ここで途切れました。

 


 

以上です。

細かく書きすぎたか。

 

 

今年の月次成績はこちら。

 

7月から毎月1勝してるのがありがたかった。

メイクザビートやソワドリヨンが上期に取りこぼしまくった結果、勝ち鞍が下期に集中した感じではあります。

 

現時点ではアイスグリーン、メイクザビートは3勝クラス。ソワドリヨンは2勝クラス。

相応のクラスには上がってきてるので、ここからはポンポン勝つのは難しそうです。

後で振り返ると2023年の下期が一番勝ってたなあ……となってる可能性もなくはないです。

 

 

 

12/23(土)の結果(ソレルビュレット)

12月23日(土)の中山4R 2歳未勝利にソレルビュレットが出走しました。

 

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結果は……全くダメでもなかったけどね。

課題を残すものでした。

 

 

1着 9 カンジ

2着 5 アスプリージャ

3着 2 ソレルビュレット ←ここ

4着 6 ダイオジェナイト

5着 4 サンドブラスト

 

レースではまあまあのスタートから少し押し気味になりつつも前目の4番手に位置取り。

コーナー前まではスムーズな立ち回りでした。

しかしコーナー辺りから明らかに遅れていきます。

マーカンド騎手がガシガシ押しても全然進みません。

コーナー通過順にで見るとわかりやすい。

 

コーナー通過順位

1コーナー    4(9,5)11(2,6,7,14)-(8,15)-(1,16)-(10,13)3-12
2コーナー    4(9,5)(2,11)(6,7)-(8,14)15(1,16)(10,13)3,12
3コーナー    4(9,5)-2,7-(8,6,11)(1,15,16)(14,13)(10,3)12
4コーナー    4(9,5)=2(8,6,7,16)(1,15)(10,13)3-12(14,11)

 

2コーナーでは(2

3コーナーでは-2

4コーナーでは=2。

 

ドンドン離されてます。

トロールビデオで見るとここでだいぶ外に膨らんでいました。

 

どうやらデビュー戦に引き続き、またやってしまったみたい。

デビュー戦は今回よりひどかった。

デビュー戦もコーナーでふくらんで曲がり切れず、いったんブレーキがかかってるようにも見えました。

はた目には故障を疑うレースでした。

 

そして今回もコーナーでロスをしました。

こんな内容でもデビュー戦よりははるかにマシです。

 

ともあれコーナーでまたしても減速したソレルビュレット。

既に前の馬とは2秒くらい差が付きました。目視ですが。

普通ならそのまま沈没コースに見えましたが、そこから追い上げを開始します。

 

前もバテ気味とはいえここから急追。

前にいた3頭のうちの1頭、4 サンドブラストをかわし、1着の9カンジとは0.3差というところまで詰め寄りました。

コーナーで並んでた馬では4着 6 ダイオジェナイトに3.1/2差で、他はもっと後ろです。

後ろの馬と比べると末脚の秀でているレースとなりました。

 

 

喜んでいいんだかなんだかわからない結果でした。

 

能力的には未勝利脱出は余裕でできそうです。

ただやはり右回りは致命的にダメっぽい。デビュー戦に引き続き今回もこの有様では。

未勝利戦なら相手次第で突破できそうですが、上のクラスとなると左回り専用機になりそうです。

 

曲がれない原因はおそらく体の歪み。

一口の追加募集の際には触れられず、申込完了してから最初のコメントで出てきたあれがけっこう響いてる感じです。

レース後のコメントだと「気持ちが難しい馬です」とも言われてるのでそっちもあるかも。

 

とはいえデビュー戦では1:58.1だったのが今回は1:54.9。

3.2秒も時計は詰まりました。

力はあるんだよね……ここからどのレースを選択するか、どういう成長をしていくか。

 

 

12/23(土)の出走馬(ソレルビュレット)

自分の一口馬では今年最後のレース。

12月23日(土)の中山4R 2歳未勝利にソレルビュレットが出走します。

 

 

中山ダート1800m。デビュー戦と同じ条件です。

 

db.netkeiba.com

 

ソレルビュレットは制御の難しい馬で、デビュー戦では最終コーナーで曲がり切れず、勝負所で思いっきりブレーキをかけてました。

今回も同じ条件なので、また曲がり切れないんじゃないかという不安はあります。

 

騎手はマーカンド。

朝日杯FSシュトラウスの騎乗でやらかして物議をかもしている最中なのも不安と言えば不安です。

でもマーカンドって自分の一口馬とは好相性なんですよね。

マーカンドが乗ったことがあるのはソレルビュレットと先日引退したサンデュエルで、馬券率は100%。

サンデュエルを勝利に導いたのはマーカンドです。

 

 

サンデュエルはつい先日、喉なりの悪化という不本意な形で引退しました。

 

nushhorse.hatenablog.com

 

サンデュエルの2戦目で3着→3戦目で1着。

ソレルビュレットの2戦目で2着→3戦目が今回、という流れです。

なんか縁を感じます。

ここは頑張って結果を出してほしい。

 

 


 

もう1つ期待できそうなのはデビュー戦の馬が結果を出しているところです。

12/16の時点で5着馬までみんな勝ち上がりました。

 

1着ピュアキアン

2着バナマンテソーロ →10/28 2歳未勝利1着(新潟ダ1800m)

3着ロジアデレード →11/26 2歳未勝利1着(東京ダ1600m)

4着ローズパンラズナ →12/16 2歳未勝利1着(中山ダ1800m)

5着ラオラシオン →12/9 2歳未勝利1着(中山ダ1800m)

6着ソレルビュレット 

 

ソレルビュレットはデビュー戦で大きなロスをしながら、3着~5着の馬とはそれほど差はありません。

(3着のロジアデレードは3戦目で急に覚醒したのでそんなに参考にはなりませんが)

 

相手次第ではあるけど、今回は多少ロスがあっても勝ち上がれるような気がします。

というか本来ならソレルビュレットも勝ち上がってたんですよね……11/26の未勝利戦でロジアデレードと当たらなければ。

 

 

ただこのメンバー、これだけ勝ち上がってるのなら上位馬はさぞ強いんだろうな……と思うと、意外とそうでもなく、ピュアキアンもバナマンテソーロも勝ち上がった次のレースでは掲示板外に吹っ飛んでいます。

次戦でも結果を出してればもっと心強かったんですけど、なんだかわからないメンバーです。

 


 

相手で気になるのはこの辺り

 

インテルメディオ

水曜時点では登録馬に名前のある馬ですけど、予定では日曜の中山2R(同じダート1800m)にまわります。

同じシルクの馬で土日で同じ条件のある未勝利戦でぶつける必要ないしね。

 

土曜の方に出てたら強敵になってたはず。

新馬戦が好内容で圧倒的1番人気だったアッシュルバニパルに肉薄し、3着には4馬身差です。時計は東京ダート1600mで1:38.6なので新馬戦としてはまあまあ。

 

一口の申込時に一応申込だけはした馬で、まあ人気しすぎてて取るの不可能でしたけど、申し込みはした馬だし走ってほしい。自分の一口馬がいないところで

 

→で、木曜に登録馬を確認。やはりインテルメディオは日曜の2Rです。頑張ってくれ。

 

アスプリージャ

インテルメディオがいないなら相手筆頭はこの馬かな。

中山ダート1800mを3回走ってて、先行して1分55秒台とかで走って僅差負けしてる馬です。

現状では圧倒的な強さはありませんが、安定感ある成績です。

ただ先行できないともろいのか、4戦目の福島だけはボロ負けしてます。

-8kgとそこそこ減ってるし単に調子悪かっただけかもしれませんけど。

 

インテルメディオは不在なので、やはり相手筆頭はこの馬になりそうです。

 

カンジ

3戦して2戦は芝、前走は初ダートで2着。父はUncle Mo

芝は4着9着なので芝よりダートの方が合ってる感じの成績です。

ただ前走は稍重馬場だったので、ダートの場合は馬場が渋ると芝向きのスピード持ってる馬の方が合う印象もあります。

すごい強い可能性もありますけど、札幌ダート1700m稍重と中山ダート1800mではまた勝手が違うかもしれません。

 

 

サンドブラスト

カンジと同じ未勝利戦で、同じく初ダートで3着だった馬です。

カンジとはクビ差。成績の見た目からは能力は同等です。こちらは父モーニン。

モーニンなら芝の方が良かったということはない気がします。芝のデビュー戦は1.5差6着とイマイチだし。

 

 

 

以上、ぱっと見で気になるのはこのぐらい。

確勝とまでは言えないけど全く無理でもなさそうです。

 

中山ダート1800mの持ち時計は、アスプリージャが1:55.2で、ソレルビュレットがロスありとはいえ1:58.1。

3秒近い差をどこまで詰められるかな。

 

 

出資馬の回顧⑤サンデュエル

引退した出資馬の回顧5回目です。

4回目までははブログを始めた際にこれまでの引退馬4頭をばーっと回顧してて、5回目はだいぶ久しぶり。

現3歳世代は順調だったので、もう少し現役で見られると思ってたんですが……1頭が3歳12月に引退することになりました。非常に残念。

 

引退したのはサンデュエル。

1勝クラスの馬です。

 

引退の理由は喉なり。

2歳からずっと喉からひゅーひゅー音がするというコメントが出ていて、3歳夏までだましだまし使われていたものの、ついに限界がきて3歳10月に喉なりの手術が行われました。

手術直後は大きな問題も出ず順調そうだったので楽観視してたんですけど、11月末ごろから誤嚥が出て急激に予後が悪化。

12月に競争能力の消失の診断が出て、あっという間の引退となりました。

11月24日のコメントでは「ここまでは順調。来月には乗り運動を行いたい」と言われていて、そこから2週間とかからずでした。

 

 

今回の一件から仕入れた知識。

喉なりの手術というのは2段階やるようで、

1回目はタイバック手術

2回目は声帯除去手術

というそうです。

タイバック手術についての専門的な話はこの辺が参考になります。

rowdypony.com

 

Twitter仕入れた情報だと「そもそも最近は2回目はしないのが主流になっている」そうです。

サンデュエルも1回目のタイバック手術のみが行われました。

 

 

 

喉に異常がありながらもすぐに手術に踏み切らなかったのは、やっぱりこんなふうにリスク高いからなんだろうな……と納得するしかないのかな。

喉なりの手術とかよくわからないので素人にはなんも言えません。

 


 

競争馬としてのサンデュエルは、正直そこまで期待できる馬でもなかった。

 

募集時も人気なくて、中間発表の際に名前が出なかった4頭のうちの1頭です。

中間発表は申込の期間の中間で一定の申込があればその時点の票数を開示するというもので、そこで名前が出ないのは不人気ということです。

サンデュエルの募集は2021年。アーモンドアイが引退した翌年で、シルク熱が高まって申込みが増えていたにも関わらず、人気のない馬でした。

 

そんなんに出資したのは実績額を確保したかったからです。

シルクの申込は「抽優枠」と「実績枠」があります。

「実績枠」は過去3年の出資額合計の多い方から300口までが優先されます。

「抽優枠」は出資実績に関わらず200口の申込の抽選に参加できる枠ですが、1頭にしか使えません。

申込数が満口を超える場合、実績不足の人は「抽優」を使わないと抽選にすら参加できないということです。

 

最近のシルクは新規にはだいぶきつく、新規なので当然実績はないし、申込みが多すぎるので出資を確保することもままなりません。

抽優枠で落ちたらおしまいです。

実績を確保したいのなら、申込数の足りない不人気馬から選ぶ必要があります。

 

どうにか妥協できるところで実績確保できないかと当時は考えてました。

で、一番マシだったのがサンデュエルでした。

 

 

不人気四天王ではあったけど、サンデュエル自身には明確なマイナスポイントってなかったんですよね。

人気なかったのはおそらく割高だからです。

シルクが2200万で落札した馬に対して、つけた募集額は5000万円。倍以上です。

3勝してようやく回収できるかという価格帯。

母のサンドクイーンは祖母にフェアリードールを持つ良血ではありますが、母のフィエラメンテは未勝利で引退。自身も1勝クラスで終わっています。

その初仔に5000万円と盛ってくるのはいかにも回収が厳しそうです。

 

ただ回収は度外視して、ほどほどに走ってほどほどに実績を積み上げたい分にはちょうど良さげな馬でした。

(結局翌年以降はほとんど出資馬を確保できなかったので、意味のない算段でしたが)

 


 

そんな不人気のサンデュエルは、デビューに至る頃もあまりコメントは奮いません。

「前進気勢がない」とか「トモがまだしっかりしてない」とか。

デビューは芝でしたが初戦で見切りをつけられて後は全てダートです。

 

とはいえ使っていくごとに良くなっていく感じはありました。

4戦目は6着だけど前残り展開で後方からしっかり追い上げてたし

5戦目は5着だけどこれまでできなかった先行競馬で、その後に3歳のうちに3勝クラスまで行くナチュラルハイや、セラフィックコールと接戦したメイショウフジ相手に僅差勝負をしています。

 

そこまで期待できる馬でもなかったのが、出資回収を考えなければまあまあやれそう……ぐらいにはなっていました。

 

しかし良化はそこまで。

ここから2戦はまるで能力を発揮できずで惨敗。

手術に踏み切ることになり、そこから先は上述の通りです。

 

 


 

今年のシルク3歳はかなり低調なので、勝ち上がってくれただけでもマシだったんですけどね……

自分にとっては初めての故障引退、まだこれからだという矢先でのことなので本当に残念です

 

Twitterでは直前に早来に見学に行った人がいて、その人のレポートでこんなことが語られてました。

 

 

「術後の状態まだよくないんで、早く元気にしてあげたい。ほんと、可愛くていいやつ、ってキャラなんですよ。乗った動きからはこんなもんじゃないんで、喉さえよくなれば…ひとつ勝ってるし、じっくり焦らず完治させたいです」

 

この直後に引退になってしまうんだからやるせない。

 

 

みんな健康でいてくれ

 

 

 

今週の結果(一口馬以外)

今週は自分の一口馬は走りませんでしたが

過去に対戦してまあまあ接戦だった馬たちがやたら勝ちました。

一口の対戦馬、別に勝ったからなんだというわけでもないんだけど、なんか自分の馬も強さが保証されたような安心感が生まれるのでその後を追っています。

 

以下が結果を出した馬たちです。

 


2023年12月9日(土)

中山2R 2歳未勝利 1着 ラオラシオン

race.netkeiba.com

 

まず勝ったのはソレルビュレットのデビュー戦で5着だったラオラシオンです。

ソレルビュレットは6着で、ラオラシオンとはハナ差でした。

ソレルビュレットはデビュー戦の内容はひどいもので、最終コーナーでまともに曲がれなかったりしました。それでもハナ差だった馬が勝ち上がった、というのは心強い結果です。

 

ソレルビュレットは12月23日の未勝利戦に出る予定なので、ここで決めていただきたい。

 


中京8R 3歳以上1勝クラス 1着ロジシルバー 2着タイキラフター

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ソワドリヨンの未勝利戦で2着だったロジシルバーと、1勝クラスで3着だったタイキラフター

ソワドリヨンの対戦相手2頭のワンツーです。

 

ロジシルバーは既に粟島特別(1勝クラス)で好走してて、勝ち上がりは時間の問題でしたけど、意外だったのはタイキラフター。

1勝クラスのメンバーはその後軒並み着を落としてました。

タイキラフターも3着→6着と着を落としてましたけど、それが今回は2着です。

1勝クラスのメンバーレベルはそんな悲観することもないのかも、という取っ掛かりになった気はします。

 

ソワドリヨンは年内に帰厩し、おそらく年明けのどこかで走ります。

次は昇級戦の2勝クラスですが、得意の中山なら期待できそうです。

 


阪神10R 赤穂特別(2勝クラス) 1着 サンライズジャスト

race.netkeiba.com

 

メイクザビートの福島放送賞(2勝クラス)で3着だったサンライズジャストも2勝クラスで勝ち上がりました。

福島放送賞、福島開催だしレベルはどうなのかとちょっと思ってたけど、特に問題はなさそう。

 

メイクザビートの場合、過去の対戦相手が好走するのは今に始まったことじゃないので今さらではあります。

メイクザビートが先着した馬は、超絶出世したデルマソトガケ(BCクラシック2着)を筆頭に、サンライズジーク(ユニコーンS2着)、ライオットガール(レパードS)、オーロイプラータ(カノープスS3着)、ジャスパーバローズ(鳳雛S3着)、フェルヴェンテ(端午S3着)など挙げるとキリがありません。

 

ただここで挙げた馬と対戦したのは2歳から3歳年明けの頃までです。

後に超出世した遥か昔の対戦相手よりは、直近の対戦相手が2勝クラスを普通に勝ち上がったというほうが次走(3勝クラス)の期待にはつながりそうです。

 

メイクザビートの動向はわかりませんが、たぶん次走は年明けになる気がします。

 


2023年12月10日(日)

阪神9R オリオンS(3勝クラス) 1着 ブレイヴロッカー

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アイスグリーンのあすなろ賞で2着だったブレイヴロッカーがオリオンS(3勝クラス)を勝ち上がり、OP入りは先を越されました。

あすなろ賞は2月のことなので当時の力関係が維持されてるかは微妙なとこです。

 

ただブレイヴロッカーは当時から強かったはず。

あすなろ賞からオリオンSまでで9戦もしているので、とっくにOP入りをしていてもおかしくなかった。

それがこんなに延び延びになったのは、あすなろ賞の次のゆきやなぎ賞はサトノグランツとサヴォーナに阻止され、次のアザレア賞はまたサヴォーナに阻止されるという運の無さで、1勝クラスでもたついたためです。

その後はリズムを崩したのか、らしくない競馬が続いていました。

ようやく順当に勝ち上がれたようです。

 

アイスグリーンも年明けに3勝クラスを走るはずなので、仲良くOP入りを果たしていただきたいです。

 


 

以上です。

 

現役の一口馬は、未出走のヴェルディールを除くと、アイスグリーン、メイクザビート、ソワドリヨン、ソレルビュレットの4頭。

その4頭の過去の対戦相手がみんな勝つというちょっと珍しい週でした。

 

でも自分の馬が勝たないと意味ないんだよね。

おそらくみんな12月~1月に走ると思うので、続いてくれ(-人-)

 

 

サンデュエル引退

一口持ってるサンデュエルが急遽引退することになりました( ノД`)

久しぶりの引退案件……それもだいぶ不本意な形で。

 

3歳世代は順調だったから引退馬が出るのは久しぶり。

2022年8月31日に引退したエバーフレッシュ以来です。

 

nushhorse.hatenablog.com

 

引退の理由は喉なりの手術が上手く行かなかったため。

手術当初は順調だったふうに見えたんだけど、しばらくしてから誤嚥するようになって、ついに肺炎を発症。

競争能力の喪失と診断されました。

 

1勝クラスで停滞しててそんな期待できる馬ではなかったけど、それでもこの引退は早過ぎる(´-ω-)

 

成績見返してもそんな強い馬とは対戦してないんだけど、唯一3月の1勝クラスだけはまあまあのメンバーなんですよね。

 

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ここでサンデュエルは5着。

4着のナチュラルハイは既に3勝クラス。6着のメイショウフジは2勝クラスでセラフィックコールと僅差。

このときぐらい走れば1勝クラスぐらいは突破できると思ってたんだけどな……

残念です。

 

 

けっきょく手術が失敗だったということだけど

手術しないならしないで喉鳴りで走れなくなってたし

どうすればよかったんだろう……

喉がぜーぜー言い出した時点で詰んでたと考えるしかないか……